CASE STUDY

導入事例

ジャパンロジスティックス株式会社 静岡小山物流センター様(導入機:全自動圧縮機BRICKMAN900K)

ジャパンロジスティックス 静岡小山物流センター様

~導入事例紹介 ジャパンロジスティックス株式会社様~
「物流センターで排出される使用済み段ボールの処理を自動化して作業の効率化とコストの削減につなげる」
(導入機:全自動圧縮機BRICKMAN900K)

 静岡県に本社を構えるジャパンロジスティックス株式会社(以下ジャパンロジスティックス)は、紙ナプキンや紙おしぼり、トイレットペーパーなどの家庭紙のメーカーベンダー(製造元)として知られるイデシギョーグループの一角を担う企業として1998年に創業し、ホームセンターやスーパーセンター向けの物流を担う企業として活躍しています。
 全国に12あるジャパンロジスティックスの物流センターのうち、今回訪れた静岡小山物流センターでは、オーワックの全自動圧縮機「BRICKMAN900K」が導入されています。今回は物流センター内でオーワックの圧縮減容機がどのように利用されているかをご紹介します。


 静岡小山物流センターの役割は、管轄するエリアのホームセンターやスーパーセンターが常時安定した在庫を確保しつつ、各店舗スタッフの作業効率化や廃棄物削減につながるよう、数多ある取引先企業から届けられる商品を店舗・部門ごとに仕分けし配送することで、一日に捌く荷物の個数は100,000個におよびます。



  物流センター内では納入された商品の段ボールを開封し、各店舗向けに仕分けする作業が行われます。その仕分け作業の際にこれまで商品を入れていた段ボールは回収業者に回収され、リサイクルされることになりますが、その段ボールの回収までの処理に一役買っているのが全自動圧縮機BRICKMAN900Kです。


 仕分けのレーンとは別に設けられた段ボール回収レーンに段ボールを投げ入れることで、ベルトコンベヤーに乗って自動的にBRICKMAN900Kの投入口まで運ばれ、ブロック状に圧縮されて自動的に排出されます。この排出された段ボールはそのままベルトコンベヤーで仕分け室の隣にある廃棄物用コンテナまで運ばれ、コンテナが溜まったところで回収業者に回収されます。


  物流センターではこれまで、スムーズな仕分け作業を行うために、空になった段ボールを回収、たたむための作業員が必要でした。BRICKMAN900Kの導入により、仕分け後の回収までの工程を効率よくおこなうことができるようになったことで、作業員の負担軽減と廃棄物処理にかかるコストを抑えることができるようになりました。また、静岡小山物流センターでは圧縮した段ボールは費用をかけて廃棄するのではなく、古紙として業者に買い取ってもらうことで、導入費用の回収にもつながっています。
 段ボールやプラスチックフィルムはリサイクル可能な資源として再利用されます。圧縮減容して容積を小さくすることは、出す側にとっては一度にたくさんの段ボールやプラスチックフィルムを回収してもらえるということですが、それは回収業者や再資源化業者からしても一度にたくさんの段ボールやプラスチックフィルムを回収できるということでもあり、双方にとってメリットのある取り組みとなります。


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