CASE STUDY

導入事例

古紙回収業界:古紙回収業者A社様

欧米では、排出元が段ボールを圧縮梱包し、それを回収業者が回収するのが一般的です。しかし、日本ではパッカー車を使用した回収方法が確立されているため、古紙回収業者様の間ではORWAKのような圧縮減容機の認知度はあまり高くありませんでした。

しかし、近年物流センターや百貨店などの排出元で段ボールを圧縮梱包するケースが増えてきたのに伴い、認知度が上がってきました。

課題

古紙回収による再生紙の原料調達を事業とするA社様では、事業全体の収益力を高めるため、回収効率の向上だけでなく、安定した仕入れ先の確保が不可欠でした。
そのためには、古紙の仕入れ先となる排出元の古紙をまとめる手間を削減する解決策を提供することが必要だと考えていらっしゃいました。

導入機種

A社様の場合、A社様がORWAKの圧縮減容機の購入費用を負担し、排出元に設置するという形を取りました。導入機種は、排出元ごとの排出量やスペースなどの条件に合わせ、それぞれにあった最適機種を導入いただきました。

導入による成果

・回収効率の向上
各排出元に圧縮減容機を設置し、段ボールなどの古紙原料を圧縮した形で回収できるようになったため、回収の回数を減らすことができ、関連コストを大幅に削減することができました。
また、回収回数が減ったことで、回収担当者の負担も大きく軽減され、作業環境の改善にも大きく役立ちました。

・仕入先との関係構築
圧縮減容機は、仕入先となる排出元の負担を減らすための解決策となり、結果的に、排出元にも大変喜ばれました。段ボールをたたむ作業スタッフの手間はもちろんのこと、保管スペースを削減することができました。こうした効果は、A社様と仕入先との長期にわたる良好な関係を維持していくことにつながり、結果的に仕入れ先の満足度の拡大が、安定した仕入れ先の確保にもつながっています。


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