CASE STUDY

導入事例

株式会社旭フーズ様(導入機:ORWAK POWER3820)

~導入事例紹介 株式会社旭フーズ様~
「物流センター内の省人化・省力化に貢献するだけでなく、作業スペースの確保や作業員の作業効率化にもつながったORWAK POWER3820

 

 埼玉県日高市にある株式会社旭フーズ(以下旭フーズ)は、1984年に東京・高田馬場で創業し、業務用食材の卸売業者として40年以上にわたって関東甲信越の外食産業などの取引先に生鮮食品や冷凍・冷蔵食材を卸しており、飲食業界にとってなくてはならない存在となっています。また、月一回敷地内で即売会をおこなうなど、地域住民とのつながりを大切にしている企業でもあります。そんな旭フーズでは、現在オーワックの大型圧縮減容機「ORWAK POWER 3820(以降3820」が2台導入されて活躍しています。

 今回はその旭フーズ本社の物流センターを訪問し、3820が役立てられている現場を取材しました。

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 旭フーズの本社物流センターでは全国各地の仕入れ先から届けられた食材を取引先の企業向けに仕分けし、日々取引先の業者に向けて配送しています。センター内では冷蔵と冷凍の倉庫を備えた1階でチルド商品や冷凍食品の仕分け作業をおこない、2階で乾物や缶詰類、調味料などの常温の食材の仕分けを行っています。



 物流センターなどでおこなわれる仕分け作業では、それまで食材が入っていた空の段ボールを処理する必要がありますが、旭フーズの場合日々排出される段ボールの総量は1t1.5t程度と非常に多く、従来は作業員2~3人が常時空になった段ボールをたたんで潰し、まとめて廃棄場まで運ぶ作業を繰り返していました。



 また、省人化・省力化を進めるためにピースソーター(自動仕分け機)を導入したことで作業効率が上がり、排出される段ボールの量も増えたことから、これまですべて手作業でおこなっていた段ボール処理を如何に効率よくおこなうかが課題となっていました。段ボールの処理を担当する作業員を増やしたり、仕分け作業の方法を変更したりするなどの対策を講じていた中で導入されたのが3820でした。

 大型の圧縮機ということで、当初適切な運用が可能かどうかという懸念はあったものの、箱のまま一度に大量の段ボールを投入して、シャッターを下ろすだけで圧縮がおこなえる3820は作業効率の面で非常にメリットが大きく、これまで2~3人(多い時は4~5人)が常時つきっきりで対応していた段ボールの処理作業は、3820の導入によって作業時間が大幅に短縮されて現在では作業員1人がほかの作業をしながらおこなえるようになりました。
 それだけでなく、これまで処理が追い付かずに山積みになっていた段ボールも処理できるようになったことから、作業スペースの確保にもつながりました。また、挟み込み防止など様々な安全対策が講じられており、複雑な操作を必要としなかったことも導入の大きなポイントとなっています。現在では1日約7時間、週6日物流センターの稼働に合わせ活躍しています。

 この段ボール処理の業務を大幅に削減できた効果は予想以上のもので、ほどなく2台目の導入が決まりました。現在は1階のチルド商品・冷凍食品用の段ボールと2階常温保存食材の段ボールの圧縮に使用され、毎日3~4個ほどのベール(圧縮して紐等で結束したもの)が排出されています。


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